不動産の暴落が首都圏で1千万円台も急増とは [ニュース]
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不動産の暴落が首都圏では、今もなお変わらないと言うことです。
不動産と言っても、新築戸建て住宅のことで、1千万円台で建てられるものが急増しています。
アベノミックスで、デフレから日本経済は脱却しようとしているのですが、
実体経済は、デフレのままです。
リクルートが運営する不動産情報サイト「スーモ」に登録されている、
2000万円以下で、売り出されている新築一戸建ての件数が、なんと!
1都3県を合わせると、1500件近い数が1000万円台の物件が登録されていることが、
報道されました。
ちなみに、2004年には100件前後が、2007年には200件前後だったのが、
ここにきて激増しているとのことです。
夢のマイホームは、1千万円ほどで購入できるそうだと言うことです。
この背景には、パワービルダーの存在があります。
パワービルダーとは、1990年代後半から、おもに関東地方で、
大量に低価格の戸建てを分譲するようになった住宅建築会社のことで、
現在主要各社は、どこも全国展開していて、
一社だけでも、年間数千棟規模の住宅を建てています。
ちなみに、2013年に関連6社が経営統合して生まれた、
飯田グループホールディングスは2013年度に、
傘下企業だけで、合計3万6000棟も分譲しています。
パワービルダーが分譲する物件の特徴は、建売住宅の価格の安さにあります。
建材の共通化や工期の短縮など、徹底したコスト管理により、
従来の大手に比べると2~4割は安いと言われる販売価格を実現しています。
30坪・標準4LDKの間取りで、ほとんどの物件は2000万円台とのことで、
郊外で地価の安いところになると、1000万円台で新築戸建てを建てることができます。
郊外では、不動産デフレが、更にすすんでいる状態になります。
パワービルダーの物件を品質面では、大手ハウスメーカーと比べると、
細部では、見劣りしてしまいますが、安かろう悪かろうといわれた建売住宅とは違って、
基本構造は最新の耐震基準をクリアして、10年保証もついています。
安全面に問題はありません。
たとえると、高級車と、日常的に不便を感じない大衆車のような感覚になります。
これで、2分の1から3分の1で新築一戸建てが購入できるのであれば、
消費者がコチラを選択する理由も分かります。
これが、不動産相場に与える影響はそれだけではありません。
たとえば、今まで2000万円で売りに出されていた築20年の中古物件と同じ価格帯で、
パワービルダーが、新築一戸建て住宅を分譲すると、
あなたは、どうなると思いますか?
当たり前ですが、古家付き2000万円の土地を購入するでしょうか?
あなたも、お分かりだと思いますが、もはや誰も目もくれなくなります。
新築の方は、同じ広さの土地の上に新しい建物までついて2000万円なわけです。
これが続くと、郊外の住宅地における不動産価格はどんどん下がっていくことになります。
アベノミクスによる、金融緩和によって、不動産価格は右肩上がりのようなイメージがありますが、
それは都心にある一部のマンションや人気沿線に限った話しのようです。
ちょっと郊外の住宅地に目を向けると、いまだに不動産デフレの状態といえそうです。
このまま不動産の価格の下落が続くようだと、デフレからの脱却はなかなかかもしれません。
最後まで、読んで頂きありがとうございました。
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不動産の暴落が首都圏では、今もなお変わらないと言うことです。
不動産と言っても、新築戸建て住宅のことで、1千万円台で建てられるものが急増しています。
アベノミックスで、デフレから日本経済は脱却しようとしているのですが、
実体経済は、デフレのままです。
リクルートが運営する不動産情報サイト「スーモ」に登録されている、
2000万円以下で、売り出されている新築一戸建ての件数が、なんと!
1都3県を合わせると、1500件近い数が1000万円台の物件が登録されていることが、
報道されました。
ちなみに、2004年には100件前後が、2007年には200件前後だったのが、
ここにきて激増しているとのことです。
夢のマイホームは、1千万円ほどで購入できるそうだと言うことです。
この背景には、パワービルダーの存在があります。
パワービルダーとは、1990年代後半から、おもに関東地方で、
大量に低価格の戸建てを分譲するようになった住宅建築会社のことで、
現在主要各社は、どこも全国展開していて、
一社だけでも、年間数千棟規模の住宅を建てています。
ちなみに、2013年に関連6社が経営統合して生まれた、
飯田グループホールディングスは2013年度に、
傘下企業だけで、合計3万6000棟も分譲しています。
パワービルダーが分譲する物件の特徴は、建売住宅の価格の安さにあります。
建材の共通化や工期の短縮など、徹底したコスト管理により、
従来の大手に比べると2~4割は安いと言われる販売価格を実現しています。
30坪・標準4LDKの間取りで、ほとんどの物件は2000万円台とのことで、
郊外で地価の安いところになると、1000万円台で新築戸建てを建てることができます。
郊外では、不動産デフレが、更にすすんでいる状態になります。
パワービルダーの物件を品質面では、大手ハウスメーカーと比べると、
細部では、見劣りしてしまいますが、安かろう悪かろうといわれた建売住宅とは違って、
基本構造は最新の耐震基準をクリアして、10年保証もついています。
安全面に問題はありません。
たとえると、高級車と、日常的に不便を感じない大衆車のような感覚になります。
これで、2分の1から3分の1で新築一戸建てが購入できるのであれば、
消費者がコチラを選択する理由も分かります。
これが、不動産相場に与える影響はそれだけではありません。
たとえば、今まで2000万円で売りに出されていた築20年の中古物件と同じ価格帯で、
パワービルダーが、新築一戸建て住宅を分譲すると、
あなたは、どうなると思いますか?
当たり前ですが、古家付き2000万円の土地を購入するでしょうか?
あなたも、お分かりだと思いますが、もはや誰も目もくれなくなります。
新築の方は、同じ広さの土地の上に新しい建物までついて2000万円なわけです。
これが続くと、郊外の住宅地における不動産価格はどんどん下がっていくことになります。
アベノミクスによる、金融緩和によって、不動産価格は右肩上がりのようなイメージがありますが、
それは都心にある一部のマンションや人気沿線に限った話しのようです。
ちょっと郊外の住宅地に目を向けると、いまだに不動産デフレの状態といえそうです。
このまま不動産の価格の下落が続くようだと、デフレからの脱却はなかなかかもしれません。
最後まで、読んで頂きありがとうございました。
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