SSブログ

有給休暇の義務化はいつから?罰則もあるって [ニュース]

スポンサーリンク






有給休暇義務化いつからなのか?

罰則もあるけど、年5日も取れない人って、どんな企業なのでしょう。



厚生労働省の労働政策審議会の分科会は2月3日に、

従業員に、年5日分の「有給休暇」を取得させるよう、

企業義務づけることをもりこんだ、報告書をまとめました。


政府は、今国会に労働基準法の改正案を提出して、

2016年4月に施行する予定とのことです。



有給休暇は従業員が休みたい時期と日数を指定する

仕組みでしたが、今回の改正で、企業には、管理職を含む、

正社員に少なくとも年5日分の有給休暇を取らせることが、

義務付けられることになります。



ただ、年5日有給休暇をとれない人とはどんな人でしょうね。

また、年5日有給休暇がとれないのは、かなりのブラック企業

しかないのではと思えるところです。


企業は、有給休暇の消化を促すため、取得の「時期」を指定する、

法的義務を負うことになります。

違反した場合には罰則があるとのことです。



労働者は、職場の雰囲気が気になるといった理由で、

有給休暇の取得を躊躇しがちとのことです。


厚労省の調査では、2013年度の有給休暇の、

平均付与日数は18.5日とのことです。

ところが、実際に社員が取得したのは、平均9日で、

平均取得率は48.8%とのことです。



このことから、考えても有給休暇日数については、

5日というのは、大半の人たちがクリアーできる内容になります。


最低でも年10日から最大年15日ほどにしなければ、

ほとんど意味のない法案と言っていいでしょう。



今回の法改正によって、従来ほとんど有給休暇を取得できなかった、

職場の場合は、労働者が会社の指定する年5日有給休暇

を取得すれば、取得率は必然的に向上すると思われがちですね。


企業が、社員に対して有給休暇の時期を指定してくれば、

その範囲の中では労働者は、休むことができると思います。


年に5日すら有給休暇を取れなかった人は、

休みやすくなると思いまう。


しかし、今まで、5日以上休んでいた人は、どうなるでしょうか?

取得率の向上を図るという意味では、もともと平均の9日程度の

有給休暇が取得ができていた職場には、それほど良い影響はなく、

すでに、5日以上は休めています。



今までは、自由な時期に有給休暇を取得できたのに、

今後は、5日間については、原則として企業が指定した時期に、

限定されるという意味で、不利になる可能性が大きいです。



今までのように、5日以上の、有給休暇を取得しようとすると、

やはり周りの雰囲気を気にして、ためらってしまうという問題

に変わりはないと思われます。



取得率改善のためには、単に義務化するだけではいまいちになります。

また、たったの5日義務化したところで、ほとんど意味はないでしょう。


労働者が休んでも、業務が滞らないように、企業が業務分担や

情報共有などの、環境を整備していくことが最も重要になります。


労働者が、遠慮なく休める環境には、年5日程度の義務化では、

これを、逆に利用するブラック企業が、5日だけ企業側の都合で、

有給休暇をとらせるようにする可能性も出てくるでしょう。


2016年4月に施行する予定ですが、どこまで改善されるか?

逆に悪くなっている可能性も高いですね。


最後まで、読んで頂きありがとうございました。



スポンサーリンク








nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。