SSブログ

O-157より急増?カンピロバクター食中毒って症状、感染経路、予防は? [ニュース]

スポンサーリンク






O-157より急増している?

カンピロバクター食中毒も昨年から急増しているようです。

症状感染経路予防はどうすればいいのか?


古くから、牛や羊などの家畜で、流産や腸炎を起こす菌として知られていましたが、

1970年代に、人にも腸炎を起こすことが判明して、

1982年には、食品衛生法で厚生省に報告する食中毒事件票の

病因物質の種別の中にくわえられて、食中毒起因菌として指定されています。


カンピロバクター菌は、出荷された鶏肉の20%~50%にすでに潜んでいるとのことで、

発症すると、下痢、腹痛、発熱、悪心、嘔吐、頭痛、悪寒、倦怠感などの

症状がでるとのことです。

カンピロバクター菌の感染経路は、人および家畜からの感染症で、

消化器系腸炎が主な症状です。

まれに、0.1 %くらいの頻度で、腸炎が完治してから10日後くらいに

ギランバレー症候群」を併発することがあるようで、

重篤な場合は、顔面神経麻痺や呼吸困難を起こすこともあります。


カンピロバクター食中毒O-157より多く発生していて、

1位のノロウイルスに次いで2位の発生率です。


生の鶏肉や、十分に加熱しないで食べることで体内に入ります。

気温と湿度が、高い時季に繁殖が活発化するとのことです。


予防方法、鶏肉の中心部を75度以上で1分以上加熱することと、

肉を食べたハシで、サラダを食べようとつまんだ時にも菌が移る可能性があり、

肉と、サラダは、別のトングなどでとるようにすることなど、

フキンも、肉用の食器と、他の食器とで使い分けるなどが予防の一つの方法です。


更に、昔の人たちは、野菜をたくさん食べていたために発症が少なかったようで、

現代は、食物繊維の摂取量が、昔にくらべると3分の1に減ったために、

カンピロバクター食中毒の発生が目立ちはじているようです。


なのでもう一つの予防方法は、野菜をしっかり食べて腸内細菌を増やすことのようです。

自然薯や、山芋のようなネバネバした野菜に、特に予防効果があるようです。


鶏肉は特にですが、牛肉なども、十分に加熱して食べるようにすることと、

便秘や、下痢などで、免疫力が低下しているときや、

寝不足や、ストレスでも免疫力が低下しているときは、注意することが重要です。


カンピロバクター菌が、原因で起きた食中毒は多く、

2017年3月に埼玉市、2017年5月に八王子市、

2017年6月に江戸川区、2017年7月に新潟市などで被害が出ています。


2017年8月12日には、川越市の焼き鳥店で女性4人が食中毒を起こして、

川越保健所は8月26日に、この焼き鳥店を営業停止処分にしています。


厚生労働省の統計で、2017年1月~7月の発生は、報告されているだけで100件、

患者数は771人になっているようです。

発生件数は、例年300件程で、患者数2000人ほどになっています。

2014年が306件で、患者数は1893人で、

2015年が318件で、患者数は2089人で、

2016年が339件で、患者数は3272人と大幅に増加しています。


2017年もこの調子でいくと、更に増加となりそうです。

あまり話題にはなっていませんが、

O-157よりも多く発生しているので、こちらも注意した方がいいでしょう。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

スポンサーリンク








nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。