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猛毒アリのヒアリが日本に!神戸港から兵庫県尼崎市・・・さらにアカカミアリまで [ニュース]

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猛毒アリヒアリ日本に侵入か?

毒性症状駆除方法対処方法などは・・・


神戸港から陸揚げされたコンテナにいたようで、

兵庫県尼崎市で、コンテナから積み荷を取り出す際に

ヒアリコロニーが発見されています。


更に、神戸港のコンテナヤード「PC18」から、

毒を持つ別のアリ、アカカミアリ」が約100匹が見つかったと発表されました。


アカカミアリヒアリと同様の、環境省指定の特定外来生物で、

毒は、激しい痛みや水ぶくれ、アレルギー反応などを引き起こすが、

ヒアリの毒よりは弱く、死亡例はないようです。


強い毒をもち、人が刺されると死に至ることもあるという

南米原産の「ヒアリ」が2017年5月26日に、

国内ではじめて兵庫県尼崎市南部で発見されました。

ヒアリは、アメリカ、中国、オーストラリアなどへ侵入して

定着して、死者も出ている極めて危険なアリです。


ヒアリとは、どんなアリなのか?

もし毒針に刺されたら、どう対処すればいいのか?


ヒアリは、兵庫県尼崎市南部で2017年5月26日に、

中国広州市の南沙港から貨物船で運ばれたコンテナ1個の中から発見されたようで、

確認できただけで、数100匹以上とのことで、卵や幼虫、さなぎもいたようで、

コロニーをつくっていたとのことです。

家電製品が入っていたコンテナだったようで見過ごされたようです。


貨物船は、5月15日に南沙港を出港して、

5月20日に、コンテナは神戸・ポートアイランドに陸揚げされて、

5月25日まで保管されて、神戸から車両で兵庫県尼崎市南部まで運ばれて、

5月26日に積み荷を取り出す際に、ヒアリのコロニーが見つかったとのことです。

近畿地方環境事務所に報告されて、アリのサンプル検査をして、

その後、神戸市東灘区に陸送して、6月1日~5日に業者がアリを死滅させた後、

6月9日に、「ヒアリ」と確定したようです。



ヒアリは、別名・アカヒアリ火蟻とも言われ、

南米大陸原産のハチ目・アリ科・フタフシアリ亜科に分類されるアリの一種です。


世界の侵略的外来種ワースト100選定種であり、

環境省指定の特定外来生物にも指定されています。

毒性の強い近縁種であるアカカミアリよりも強力な猛毒の毒針をもっていて、

刺されると、火傷のような激しい痛みがあるだけでなく

アナフィラキシーショックを起こして、ひどい場合は死に至るため

殺人アリの異名もあります。


赤茶色の小型のアリで、腹部は黒っぽい赤色、

体長は2.5~6ミリと、大きいものから小さいものがいます。

攻撃性が強く、刺されると火傷のような激しい痛みがあります。


亜熱帯~暖温帯に生息して、草地など比較的ひらけた環境を好むようで、

土で、直径25~60 cm、高さ15~50 cm のドーム状のアリ塚をつくるとのことです。

雑食性で、節足動物、小型脊椎動物、樹液、花蜜などがエサとなります。


ヒアリに刺された場合の対処方法は、

20~30分は安静にして体調に変化がないかチェック、

体調に変化があった場合には病院に行き、

その際にアリに刺されたことと、

アナフィラキシーの可能性があることを伝えるとのことです。


症状は、

◇軽度の場合は、

刺された部位に、痛みや、かゆみがあり、

刺された瞬間は、熱いと感じるような激しい痛みが走って、

刺された痕が、かゆくなり、10時間ほどすると膿ができます。


◇中度の場合は、

刺されて数分から数十分には、刺された部分を中心に腫れ広がり、

部分的か、全身に、かゆみをともなうジンマシンが出ることもあります。


◇重度の場合は、

刺されて数分から数十分の間に、息苦しさ、声がれ、

激しい動悸、めまいなどが起こることがあります。

進行すると、意識を失うこともあるそうです。


これらの症状が出た場合は、重度の即時型のアレルギー反応で、

アナフィラキシーである可能性が高く、処置が遅れると死亡することもあります。


ヒアリの毒は、

毒の成分の95%は、水不溶性のピペリジンアルカロイドで、

ソレノプシンは、細胞毒性、溶血性、壊死性、殺虫、抗菌、抗真菌、

および抗HIV特性をもっています。

また、ハチ毒と共通成分である、ホスボリバーゼ、ヒアルロニダーゼなどが

含まれているので、ヒアリに刺されたことがない方でも、

ハチ毒のアレルギーがある方は、特に注意が必要とのことです。



ヒアリや、アカカミアリを発見した場合は、

まず素手では絶対に触らないこと、

市販のスプレー式・殺虫剤や、熱湯をかけて駆除する方法もありますが、

まずは、近畿地方環境事務所野生生物課や保健所、警察へ連絡をした方がいいでしょう。


採集のときは、アリが死んでいる!動いていないか?よく見て、

ピンセットなどを使って採集して、小瓶やフイルムケースなどに、

できれば、アルコールに浸して保存するようにしましょう。


十分に注意が必要なので、専門家に任せた方がいいでしょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。


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